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2017-12-02

水墨画の第一人者・崔如琢氏の日本大展が2019年夏に開催

中国国家一級俳優、舞踊芸術家の黄実氏がプロデュース

日中民間友好 青島大展、大連大展に続くビッグイベント 日中平和条約締結40周年を豪華に飾る

崔如琢氏といえば世界を代表する水墨画の第一人者だ。今年は国家一級俳優で舞踊家、総合エンターティメントプロデューサーの黄実氏がプロデュースした展示会が青島と大連で盛大に開催され、水墨画ファンの注目を集めた。さらに2019年夏には東京・上野の国立美術館で日中友好「崔如琢 日本大展」を開催し、日中平和条約締結40周年記念を盛大に祝う。

黄実氏が手がけた崔氏の展覧会第一弾は、今年8月に行われた「日中国交正常化45周年記念 崔如琢 日中民間交流青島大展」で、この展示会には元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏、幸夫人、さらに参議院議員で自民党衆参両院人事局長の松下新平氏、田中角栄平和記念財団理事長の田中京氏などが出席した。

第二弾は、「日中民間友好 崔如琢 大連大展」だ。9月29日から10月12日まで中山美術館で開催された。この開幕式には、多くの日中両国政府関係者、友好団体、美術関連団体が駆け付け、安倍晋三内閣総理大臣や鳩山由紀夫元内閣総理大臣の祝辞が披露され、崔氏も謝辞を述べた。

◆崔如琢氏の輝かしい実績、燦然と輝く

崔氏は 1944年北京市西城区に生まれた。1961年北京芸術学院付属高等学校に入学。1962年中央美術学院付属高等学校に転校。優れた絵の才能を発揮し、中国画の科目代表となる。1964年高校卒業後、北京市内の小学校で美術教師を務める。その間に書道、絵画などを学ぶ。

中国画の世界で頭角を現し始めたのは、1974年人民大会堂に巨大画を納めたときから。1977年美術界から注目を浴びるようになり、中央工芸美術学院で教師を務める。1981年アメリカに移住した

1982年国際美術展覧会「ビンナーレ」に参加し、中国の画家として唯一入選した。1987年アメリカ国籍を取得。1989年台湾歴史博物館において個展を開催。この個展は中国画界では初の快挙。当時の台湾副総統・謝東閔氏もテープカットに参加した。なお、個展の売上総額が3000万香港ドル(約3億円)を超えた。

2004年世界華人書画家/収蔵家連合会名誉会長に就任。中国にて崔如琢書画コレクション切手が発行された。2006年香港サザビーズ主催のオークションにて「千山飛雪図」が1500万香港ドル(約1億5千万円)で落札された。

2008年四川大地震の義援金として5000 万元(約6億5千万)を寄付。2009 年香港サザビーズ主催のオークションにて作品10点完売。また花鳥画、山水画として初の国産ワイン標章となる。

2010年中国全土で「崔如琢書画個展」を開催。この個展により崔如琢の魅力を一層全国に広めた。2011年1月26日、崔如琢氏が描いた幅18 メートル、高さ2・8 メートルの大作が人民大会堂に飾られた。

2012年国家博物館にて展覧会開催。2013年香港サザビーズ主催のオークションにて「千山飛雪図」が7715万香港ドル(約12億5千万円)で落札される。中国団城(北海公園)に崔如琢美術館が完成。2013年11月、待望の崔如琢美術館が静岡県伊東市にオープンした。 (文:篠原功)

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